新物オリーブオイル『オーリオ・ノヴェッロ』 |
イタリアでは、毎年10月頃から最初のオリーブ収穫シーズンを迎えます。
初摘み・初搾りのオリーブオイルは、ノンフィルター(無ろ過)で瓶詰めされることが多く、「ノヴェッロ(新物)」として限定数で流通する、オリーブオイルの ”ヌーボー” です。1年に1度、季節モノの特別なエクストラ・バージンオイル。
サルデーニャやアブルッツォ、トスカーナetc.の新物オリーブオイルは、12月中には届きます。それらは航空便での輸入のため、運搬コスト分がどうしても割高になってしまうのですが、その年の秋に収穫・搾油されたばかりの早摘みノヴェッロ・オリーブオイルが、わずか1ヶ月で海を越えてここ日本にやってくるわけです。それはそれで、幸せなことで、本当に有難いことです。
▼ 新物ノヴェッロ オリーブオイル ”トンマーゾ・マシャントニオ” 250ml
▼ 新物ノヴェッロ オリーブオイル ”トンマーゾ・マシャントニオ” 500ml
▼ 新物ノヴェッロ オリーブオイル ”サンジュリアーノ” 250ml
【※船便※ 1月末入荷】新物オーリオ・ノヴェッロ『モスト』(プーリア産)
「ノヴェッロ」とはオリーブオイルのヌーヴォー。
フィルターはもちろん、自然静置による澱引きもほどこさず、
搾りたてをそのまま瓶詰めした完全無濾過のオイルです。
オリーブの収穫は11月から翌年2月頃まで。秋に最初の収穫シーズンを迎え、若々しい果実がまだ青いうちから早摘みすることをアーリーハーベスト(early harvest)と言います。 初摘みのオリーブのみで搾られるオイルなので、新しいオイルという意味で「オリオ・ノベッロ Olio Novello」、またはオリオ・ヌーボーと呼ばれ、渋みや青みが特徴的。 産地や品種によってはピリピリするくらいの辛みのあるノヴェッロも。 また、抗酸化成分が豊富で、完熟前の緑色の果実から搾ったオイルは、酸化に強くロングライフなのです。
ちなみに、早摘みのオイルがスパイシーなのに対し、晩熟のものは比較的マイルド。通常販売されるオリーブオイルは、収穫シーズン中に順次搾って貯蔵しておいたオイルを最終的にブレンドして仕上げるのですが、ノヴェッロは初摘みのオイルのみを単独で出荷されます。 それゆえに年に一度だけの流通なのですね。
いわゆるアーリーハーベスト(早摘み)の新物オイルは
生産本数が決まっていて、ボトリングされた分のみで終売となる為、
日本に入ってきた品物が無くなれば再入荷はありません。
来シーズンの秋、つまり翌年のオリーブ収穫期はまた楽しみですね♪
■ ノンフィルター・オイルとは?
搾ったばかりのオリーブオイルは細かい果肉を含んでいるので、フィルターを通して濾過(ろか)します。一般に流通しているほとんどのエクストラ・ヴァージン・オイルは、フィルタリングされた澄んだオリーブオイルなので、ここまで澱(おり)が沈んでいるのを目にするのは珍しいですよね。(ノヴェッロの「モスト」は透明のガラス瓶なのでより目立ちます)
もう少し補足すると、まず収穫されたばかりのオリーブ果実は、その鮮度を保ったままに圧搾機にかけて細かくすり潰します。その作業の際に、高品質のオリーブオイルを搾る必須条件として、コールドブレスという熱の生じない搾油方法があげられますが詳細はまた別の機会に。(この作業には大きな回転型の石臼が用いられます)
すり潰した状態のオリーブ果実をプレスして、液体分を搾り出し、さらに遠心分離にかけることで油分から水分を取り除いたエクストラ・ヴァージン・オイルとなるわけですが、通常のオリーブオイルはその一番搾りを細かいフィルターに通して濾過(ろか)されます。一般的に、販売店で見ることのできる、透明の澄んだ黄金色(ものによっては薄緑色)がそうですね。
一方のノンフィルター・オイルは、あえて濾過(ろか)を通さないことで、オリーブ果実由来の香りや青み、テクスチャーを個性として際立たせること目指したやや特殊なオイルで、輸入されている絶対数は少なく一般的には入手しにくいタイプ。オイル中にミクロレベルの微細なオリーブ果肉が浮遊した状態のままボトリングされるので、その色は少しニゴリのある深い色合いとなり、口ざわりもトロリとした質感が印象的です。
搾ったオリーブオイルを、フィルタリングするかしないかは、生産者それぞれに考え方と理由があるので、一概にどちらが優れているというものではないですよね。たとえば生産量の多い、広く世界に輸出するような大きなメーカーなら、フィルターで澱(おり)を充分に取り除き、品質を長く保つことのできる安定的なオイルの供給を目指すことでしょう。
一方の、新鮮なノンフィルター・オイルは、手に入れて開封したなら、
いさぎよくドンドン使いきってしまう
のがベターと思います。
あえてノンフィルター(Non filtrato)の製法を採用する造り手には、当然こだわりがあり、個性を重視した特別なジャンルのオリーブオイルを目指していると言えます。オイル中に含まれる細かいオリーブ果肉の粒子が、特有の香りや色彩、質感を生みだしますが、月日の経過とともに澱(おり)として瓶底に沈んでいくので、あまりに長く時間が経ってしまうと澄んだマイルドなテイストに変化していきます。つまり、その上澄みのオイルは、しだいにフィルターを通したオイルの状態に近くなっていくということです。
と同時に、果肉分など含んでいるゆえに、保存状態が悪かったり古くなってしまうと、せっかくの特別なオリーブオイルも品質が劣化してしまい、ガッカリということに。実際、フィルターを通したオイルより賞味期限もやや短め(約12ヶ月)に設定されることが多いです。
モストとは、イタリア語で「果実の搾り汁」。
シーズンの一番最初に収穫する、早熟のオリーブ果実より搾れるオイルは、コールドプレスのEXVオリーブオイルのおよそ40%ほどだそうです。つまり、通常の倍以上のオリーブを使用して作られた大変貴重な生搾りと言えます。
オリーブのジュースであるオイル分と果肉が渾然一体となった濃厚な風味、とろりとなめらかな口あたり、そして後味に残るひときわスパイシーな青さと辛み・・若々しいグリーンさが口の中で変わっていくニュアンス、味わいが楽しめます。
―洗練されたリッチなオリーブオイルを、
優美なフォームのボトルに詰めた、
生産前 完全予約制の限定商品です。
Olio extravergine di Oliva, non filtrato, imbottigliato dalle primissime olive frante, in una elegante e raffinata confezione , unico per il suo sapore fruttato che ricorda l’odore e il sapore dell’oliva verde non ancora colta, ricco di tante sfumature, straordinari i suoi effetti salutari.
IL MOSTO DI PRIMOLJO viene imbottigliato solo su preventiva ordinazione e quantità limitate. Il nostro unico e costante impegno rimane sempre quello di offrirVi il massimo. La produzione avviene solo nel periodo che va da ottobre ai primi di dicembre.
La parola “Mosto” viene intesa come succo, un succo molto concentrato (pregiato) e non a caso con la stessa quantità di olive si produce il 60% di olio in meno rispetto all’estrazione dell’olio extravergine di oliva regolare.
Il Mosto viene prodotto con le primissime olive e viene imbottigliato senza essere filtrato appena prodotto.
ノンフィルターならではの深く美しい色合いを強調し、「オリーブ果実」 と 「葉」 をイメージした優美なデザインのボトルを引き立てています。
ヌーヴォー・オイルは、フレッシュな内に味わい楽しみ尽くしたいですね!
★ 新物『オーリオ・ノヴェッロ』 ★
シーズン最初の早摘み・初搾り!オリオ・ノヴェッロは、若々しい青みと苦みの際立つ新物オイル!
▼ 新物オリーブオイル 『ノヴェッロ Novello』
「ノヴェッロ」とはオリーブオイルのヌーヴォー。
その年の搾り立てのみを瓶詰したノンフィルター製法の
新物オリーヴオイルは冬季限定品(12月~翌年2月)
クッキリした個性の凝縮感のあるEXVオイルです!
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